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エナメルを塗った魂の比重―鏡稜子ときせかえ密室 (講談社ノベルス)
佐藤 友哉
価格: ¥1,208 (税込)

新書
出版社: 講談社
発売日: 2001/12
ISBN: 4061822101
おすすめ度:3.5
Amazon ランキング: 258305位
発送可能時期: 在庫あり。

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僕らが狂ってるのか?世界が狂ってるのか?
僕が求めていた世界観の全てがここにある。

ありえないくらい多数登場する「預言者たち」

未来が見える少女。
人を食す事でその人の記憶が読める少女。
存在を乗っ取られた少女。
自分以外の誰かに成りたいコスプレ少女。
ぐちゃぐちゃに虐められる少女。

そして。
そしてそして。

運命は加速する。
行く先は想定不能。
たどり着いた先に、かならず一段階進化した世界が見えてくるでしょう。
悲しくも美しい作品('-,_ω-`)プッ
いじめっ子だのいじめられっ子だの二重人格だの探偵もどきだのコスプレ娘だの色々出てきて非常に素敵な作品に仕上がってます。('-,_ω-`)プッ

読んでいる間始終付きまとって来る陰鬱さに僕は心を奪われました。気が滅入るようないじめ描写。自分が標的にならないようにいじめっ子の後ろをまるで金魚の糞のように付きまとう傍観者達。

本当に嫌になります。嫌になるけど、読み勧めるのを止められません。人間とは上っ面だけは愛想良く振舞っていても、エナメルを剥がしたその裏にはおどろおどろしいまでの残酷さを秘めているんだなぁと思わされてしまいました。('-,_ω-`)プッ

とにかくこれはオススメです。文章が文脈的に少しおかしな部分がありますが、まぁ気にならない程度でしょう。

メフィスト賞出身の作家の知名度では圧倒的に西尾維新が上回っていますが、僕はあえて佐藤友哉をオススメしますよ。ユヤタン最高。('-,_ω-`)プッ
えっと
登場人物が多くて、今は誰の話でこれは誰の胸のうちかわからなくなった。そして、主人公は誰??って思った。
たくさん登場人物が出てくる中で、ラストはみんなつながるところがおもしろかった。ありえな〜いって思ったけど小説はありえないぐらいがおもしろいのか。。
佐藤友哉がどういう作家なのか理解してからじゃないと、
この話は理解できないと思う。読む前にamazonレビューを読んでおくべき。
成長した。
 フリッカー式よりは確かに成長した。ただ視点変えすぎ。もう少し固定したほうがいい。
 だが、それにしても某キャラの一人称丁寧語、ちゃんとしてるけど結構怖い文体はなかなかいいと思った。
 この作者はよくもわるくも他人が持っていないものを持っている。それに特化しているから、コアなファンしかつかない。日常の虚構、人間の虚構、世界の虚構。世界はどこもぐちゃぐちゃでどうしようもなく、エナメル一枚剥がせば終わりなんですね。
 ただ、オチというか、トリック的な部分はどう考えてもつまらない。なので、もうミステリはやめてほうがいい。
 純文学を書いたほうがいい。ファウストの私小説っぽいやつの方が光っているな。
う~ん…
う~ん…どうしたものか…。
人肉しか食べることができなくなった少女・砂絵、コスプレをすることで自らのコンプレックスを解消する少女・羽美、イジメの中心にいながら何故か達観している少年・中村、ドッペルゲンガーに自らを取られたと訴える少女を保護した男・王田、そして鏡稜子。
多彩な話のタネ、多くの語り手を駆使しながら物語を膨らませている辺りは巧いし、ちゃんと、それもしっかりとまとめられている。見事といえば見事だ。
ただ、最初の設定の部分を見ればわかるように、そもそもの世界観がかなり特殊なだけにこういうのもアリだとは思うのだが、やはり「ミステリ」として見てしまえば違和感を感じざるを得ない。これでは、何でもアリ、という風になってしまうから。そういう意味では、「破綻している」という評価もあり得るだろう。『フリッカー式』も、それに近いところはあったが、今作はその度合いがさらに増しているように思う。評価は分かれて当然だろうな。

また、作品内のイジメの描写、人食にまつわる描写はなかなかエグいところがある。そういうのが苦手な人にも、あまりお勧めはしない。




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