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アンカーコズミカ英和辞典
山岸 勝榮(編さん)
価格: ¥3,120 (税込)

単行本
出版社: 学習研究社
発売日: 2007/12
ASIN: 4053011590
おすすめ度:5.0
Amazon ランキング: 20780位
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5素晴らしいの一言
コズミカを最大の魅力は英語圏の文化の詳細な解説。書店にお立ち寄りの方はパラパラとめくって見て欲しい。留学でもしなければ得られないような情報だらけである。日本人が英文を作る際、誤りやすい点も、和英のツボというコラムで解説してある。死ぬ、死んだという時dieやdeadはあまり使わない。しかも状態を表すdeadは遺体や死んでやがて腐敗していく様を連想させ、「祖父母は両方とも死んでいます」をMy grandparents are both deadなどというと英米人はギョッとする。ということなどこの辞書で初めて知った。また、語の意味の派生の経緯を解説した「プロフィール」も大変参考になる。 term「期間、学期、条件、間柄、専門用語」という単語を例にとろう。 一見なんの関連もないように思われるこの単語も他書にはないコズミカのこのプロフィール欄を見れば一目瞭然、すぐに合点がいく。ラテン語で、「限界」が原義。時間に限定をつけて「期間」、「学期」、事柄に限定をつけて「条件」、人との関係に限定をつけて「間柄」、言葉に限定をつけて「専門用語」という意味に発展した。 巻末付録も素晴らしい。This is a appleをThis is appleというとどういう意味になるかご存知だろうか?答えはコズミカに!
5読む、事典でもある
まだ店頭でアンカーコズミカを手に取った事がない方。
一度お店に足を運んで化粧箱から取り出し綴じ口を上から見てみて下さい。

この辞書、なんと紙縒りのブックマーカーが2本ついています。
ただ調べて終わり、ではなく、「1ページ1ページ繰って読む英語事典」でもあるのです。
同価格・同収録語句の英和辞書を併用してきましたが、こんな装丁の英和辞典は過去
お目にかかった記憶がありません。

精読・通読を装丁しているのでしょう、文字サイズも書体も他と比べて実に読みやすく、
行間もいたずらに詰まっていないため長時間読んでも疲れません。

アンカーコズミカは、1つの「よみもの」としても楽しめる「英和辞典」です。
5まさに辞書という名の鈍器
恐るべき辞書である。
1ページ1ページを繰る度、これまでの学習英和辞典や授業で得た「知識・常識」を
後頭部からガンと殴られては入れ替えられていくような、まさに今書いたとおりの
衝撃を味わっている。

何故この言い回しなのか、何故定型句として習った英文を会話にのせると微妙に
意図が伝わらずどこかすれ違った意見交換になってしまうのか…

ゲルマン語から派生した英語という言語のなりたちとその文化を知らねば、言葉は
「いきもの」として成り立たない。言語学、宗教思想の面から「英語」を学ぶ事が
出来る、素晴らしい一冊だ。

私の学校では授業中ジーニアス第四版以外の「紙の辞書」使用が禁止されているので、
登下校、自習の友に使える電子辞書版が出る日を切に願う。
5常に発見がある辞書
言語と文化の不可分性の重要性が1ページ1ページに込められた辞書である。言葉の表層のみならず、深層まで迫った丁寧な解説は読んでいて、驚きと喜びが入り交じる。辞書は引くものとお考えになる方々もいらっしゃるとは思うが、アンカーコズミカは読む(読み込む価値のある)辞書である。ここまで、私を魅了した辞書は初めてである。英語圏で生活しなければ、肌で英語を感じることはできないと今まで思ってきたのだが、それは全く持って間違いであった。辞書を読んでいると、知らぬ間に自分自身が英語圏の生活・文化の入り口に立っている感覚に気付くのである。「辞書に引き込まれる」とは、このような感覚を形容するものであろう。購入を考えている方には、一度本屋に立ち寄っていただき、本辞書のまえがきを読了していただきたい。本辞書の理念が、魂の篭った言葉に集約されている。読了した後には、辞書を手にしてレジに並んでいる自分自身にお気づきになられるだろう。
5読みたくなる辞書
私は以前、塾の講師のアルバイトで中学生に英語を教えた経験がある。その際に感じたことは、ほとんどの生徒は言語と文化の不可分性を理解していないということだ。英語が嫌いな子に至っては、数学の公式を暗記するかのように英単語の表面的な意味を暗記して終わる。バレンタインが近づいていたある日、授業中にその話題になり、欧米とのバレンタインの習慣の違いを話した。女子たちは、性に限らずプレゼントを渡すことを羨ましがり、男子はホワイトデーが日本特有なことに驚いていた。この辞書、アンカーコズミカには、こんな日米比較が大いに加えられている。私はこの文化の違いを留学生の友人から聞くまで知らなかった。知らなくても生きてはゆける、然れども、知っていたら英語の勉強がどんなに豊かなものとなるだろう。そしてこの辞書を通して楽しめるところが他にもある。分かりやすく、「Tシャツ」と「ネクタイ」で表されたスピーチレベルの違いだ。日本語ほど使い分けの基準は厳しくはないが、英語にも勿論敬語があれば口語がある。簡単な例でいえば、Good morning。義務教育では、朝の挨拶すなわちこれであった。そして、これまで私も何の疑問も持たずに誰に対しても使ってきた。しかし日本語同様、この朝の挨拶にもスピーチレベルがあった。Good morningは「おはようございます。」、そして私たちが友達同士で交わすような「おはよう!」はmorning!で良いのだそうだ。買ったばかりなこともあるが、この辞書が今の私の愛読書である。英語、外国語理解の概念が変わる気がする。中学生や次世代で小学校から英語を学ぶであろう子どもたちには、是が非にもこの辞書を手にしてほしい。英単語ひとつにも、暗記暗記でなく、異文化を楽しむ旅の一歩とも思えるようになるだろう。

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