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はじまりの島
柳 広司
価格: ¥1,785 (税込)

単行本
出版社: 朝日新聞社
発売日: 2002/06
ISBN: 4022577584
おすすめ度:4.5
Amazon ランキング: 734618位
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『種の起源』出版のなぞに迫る
 ã"の本のå†'頭は、ダーウィンの進åŒ-è«-のための資æ-™é›†ã‚ã®èˆªæµ·ã‹ã‚‰é•·ã„å¹'月ã‚'経て発表された進åŒ-è«-に対する英国国教会の反応で始まるのだが、その長い沈黙はå¾"来からさまã-まな憶測ã‚'ç"Ÿã‚"でいた。ã"の小説はそのなぞã‚'モチーフとã-て物語ã‚'編み上ã'ている。

 登å '人物は、ダーウィンã‚'始めとã-て実にç"Ÿãç"Ÿãã¨æã‹ã‚Œã¦ãŠã‚Šã€ã‚たかも一ç·'に船æ-...ã‚'ã-ながら、彼の言è'‰ã‚'聞いているような錯覚にとらわれる。今æ-¥ã®ç±³å›½ã®å°å­¦æ ¡ã§ã€é€²åŒ-è«-と同じ時é-"ã‚'割いて「アダムの肋骨からイãƒ'がç"Ÿã¾ã‚ŒãŸã€ã¨ã„うお話ã‚'授業で教えるã"とが義務付ã'られているã"とã‚'考えると、『種の起源』がå½"時の社会æƒ...勢にいかなるインãƒ'クトã‚'与えたか、そã-てè'-è€...らにいかなるアゲンストがあったか想像に難くない。本書はそうã-たç!ж!!況の中でãƒ'ラダイムシフトã‚'引き起ã"そうとã-ているまさにその渦中の人が、何ã‚'考え、どのように悩み、そã-てなぜ『種の起源』の出版ã‚'ためらったか(もちろã‚"ã"の部分はフィクションだが)、十分な説å¾-力ã‚'持って読è€...に迫る。ã-かも、『種の起源』のエッセンスが、登å '人物であるチャールズ(ダーウィン)の口ã‚'借りて語られる点など、心憎いばかりだ。

探偵ダーウィン!
『種の起源』を著して大論争を巻き起こしたチャールズ・ダーウィン。その彼は、若き日に「ビーグル号」で航海中、ガラバゴスで起きた殺人事件を解決していた・・・

まずダーウィンが探偵!?という興味で読み始めた。そして予想通りあやしげな殺人事件が起こる。一行は、何か悩みを抱えているらしき艦長、「未開」の地から英国に連れてこられ「文化」を身につけたフエゴ・インディアンの若者たちなど、クセモノ揃いのメンバー。ダーウィンの鋭い推理は過去のある事件にたどりつくが・・・

この物語は、事件発生から30年後にもなってダーウィンが発表した『種の起源』を批判する聖職者が、ビーグル号に乗っていた画家から聴き取り調査をしている、という設定なのがミソ。ゆえに、普通の謎解きかと思いきや、大詰め、犯人の動機に至って愕然とさせられるのだ。作者の仕掛け、構成は見事だ。

この作者の他の作品もタイトルだけは知っているが(歴史に材料を取ったり、デビュー作『贋作「坊ちゃん」殺人事件」など、「本歌取り」を得意としているようだ)、この作者のパターンが垣間見える。他の作品も読みたくなった。(非常に文章も読みやすい)




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