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ドン・ジュアン (岩波文庫)
モリエール鈴木 力衛
価格: ¥483 (税込)

文庫
出版社: 岩波書店
発売日: 1975/01
ISBN: 4003251237
おすすめ度:4
Amazon ランキング: 96302位
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5完成度の高い悲喜劇
17世紀中ごろのフランス劇作家による作品で、女遊びに耽る無神論者の主人公が勝手気ままに振舞い、
最後に天罰が下るという悲喜劇です。
イプセンの『人形の家』のように無駄がなく完成度の高い作品です。面白いです。
3読みやすい喜劇です。
信仰心が無く、プレイボーイの『ドン・ジュアン』が、
本人の欲望のおもむくまま行動し、
その気ままな行動により周り傷つけたり、
困らせたり、その気にさせたりと、
翻弄しながら物語は進んでいきます。

結末は嫌いではないですが、
ドン・ジュアンの性格の悪さによって、
全体的に読んでいて不快でした。

文章(訳)自体はとても読みやすいと思いますし、
読む人の好みによっては、
「面白い」と感じられる作品でしょう。

個人的な評価としては星3つですが・・・。
3古典喜劇の名作の一つらしい
解説からの引用
「さまざまなエピソードがまるでレビュー式に雑然と並べられ、幕切れに向かって進行する力強い一つの線が欠けている」
「あらゆる角度から見て古典劇の法則を無視した作品である」
「構成そのものが統一を欠き、すくなくともこの戯曲を読む者はいささか混乱した印象を受けるのである」
「金儲けを目的に大急ぎで書かれ、上演された」

一応モリエールは当時の有閑階級をドン・ジュアンを通じて皮肉ったりしているらしいのですが、何だかあまりそういった深刻な文学的批評などをする気持ちになれません。読後感はとにかく「なんじゃこりゃー」です。しかしこのびっくりするくらいの作りの荒さが逆に面白いと思いました。
4笑って読むべし
貴族のドラ息子で色魔のドン・ジュアンと、そのお供で小心な正直者のスガナレルの、掛け合いが可笑しい。古典だからといって構える必要はない。軽い気持ちで読み始めて、「あー面白かった」と読み終える、そういう作品である。



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