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荷風随筆集 下  岩波文庫 緑 41-8
永井 荷風野口 冨士男
価格: ¥693 (税込)

文庫
出版社: 岩波書店
発売日: 1986/11
ISBN: 4003104188
おすすめ度:5.0
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説いて詮無き人の世なれば
荷風は日本人を、日本の近代化を鋭く見通していた。
当時、荷風には思想がないと言った人間がいたそうだが、
荷風の書くものは「思想」の塊である。

私は荷風で一番好きなのが、随筆と日記である。
三島曰く「弾劾演説」の文体で、軽薄な近代化、
美を蔑ろにする人間に怒髪天を突く勢いで、
激憤しておられます。

美しいものが好きな人、現代に納得していない人などは、
荷風を読んでみると良い。
きっと溜飲を下げてくれるでしょう。

ちなみに、荷風の解説で一番好きなのが、福田恒存氏の書いたもので、
福田恒存全集の一巻に載っているので、そちらもお勧め。




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