タイトル通りですが、なぜ自分が伝えたいことが相手に伝わらないかということについて徹底的に解説されています。(というよりもまず、あなたにはきちんと伝えようとする気持ちがありますか?というところを問われているような気もします)
一言にまとめると「相手のことについて考える」ということなのですが、言葉にするには簡単な「相手のことについて考える」というのは実は大変なことであるということが分かります。それがもっとも顕著に表れているのは、多分著者の後書きでしょうか。事情から本には書けなかった幻の後書きというものがどこかに用意されているそうです(それは実際に本を読んで確認してくださいね)。相手のことについて考えた執筆ということがどこまで大変かを物語っています。
コミュニケーションというものを考える際、相手のことを考えるということは、自分が相手に伝わらなくしていることは何なのかということをまず考えさせられます。テクニックと自分自身の思考の両面から変革を迫る1冊。
なぜ伝わらない、その日本語 (もっと知りたい! 日本語(第II期))
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