ケジメのない日本語 (もっと知りたい!日本語)
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何か1つのことをを説明・解説しようとするとき、10も20ものことが分かっていて初めてそれが十分になせるものではないでしょうか? だとすると、さすが国際レベルの言語学(形態論)者だけあって、日本語のと英語の性質の違いが、言語学などに携わったことのない人にでもわかりやすく、かつ、読みやすく書かれていると思います。 もちろんこの本で扱われている内容が日本語と英語の違いの全てを解説したり浮き彫りにしたりするものでは決してありませんが、日本語についての理解も深まるでしょうし、英語学習者にとっても非常に有益な内容に富んだ本だと思います。 『ことば』に興味のある人は是非御一読アレ!
1-4章は意味論、統語論的な重要な要素を専門用語を極力使わずに
わかりやすく表現しています。特に結果構文を扱った4章は
これ以上ない形でまとめられているのではないでしょうか?
その反面5-6章は論としての明快さに欠ける気がします。
伝統(学校)文法には自信がある!という方に特にオススメしたい本です。
わかりやすく表現しています。特に結果構文を扱った4章は
これ以上ない形でまとめられているのではないでしょうか?
その反面5-6章は論としての明快さに欠ける気がします。
伝統(学校)文法には自信がある!という方に特にオススメしたい本です。
英語と対照して、「ケジメがない」という日本語の特徴について述べています。
一例としては、簡単に言えば、英語と日本語の動詞を比べた場合、英語では結果まで含意しているが(つまり「ケジメ」がついている)、日本語では結果までは表されていない(つまり「ケジメ」がない)、ということです。(例えば「drown」と「おぼれる」の意味の違い。)
一例としては、簡単に言えば、英語と日本語の動詞を比べた場合、英語では結果まで含意しているが(つまり「ケジメ」がついている)、日本語では結果までは表されていない(つまり「ケジメ」がない)、ということです。(例えば「drown」と「おぼれる」の意味の違い。)
日本語学や英語学という以前に、私には英語の勉強になりました。
ただ、題名だけ見ると、今はやりの日本語のぼかした表現や曖昧表現を批判する内容の本かと誤解されそうなのが残念です。
この『もっと知りたい!日本語』シリーズは、内容は日本語学的にしっかりしている一方、日本語学を勉強したことがない人にもわかりやすいように書かれていて、対象とする読者の広い本だと思います。



